『汝らは、地の塩、世の光である』

マタイによる福音書5章 13節〜14節

ひとりひとりの子どもを大切にしたい
そしてその育ちを支えたい
その想いがアルウィン学園の教育の原点です

ベラ・アルウィン

創立者:ベラ・アルウィン(1883〜1957)

Sophia Arabella Irwin

創立者ベラ・アルウィンは、1883年(明治16年)にハワイ公使ロベルト、母・武智イキの長女として日本に生まれ育ちました。1916年(大正5年)「最良の教育は最良の教師にあり」と考え、幼児教育の基となるキリスト教的人間愛によるあたたかい目と心をもった保育者の育成を行うために、私財を投じて玉成保姆養成所と幼稚園を設立しました。

愛と祈りの人であったベラ・アルウィンは、こどもと一緒にいる幸せを神に感謝し、幼な子のために祈り続けたのです。

アルウィン学園は今日まで4000人の保育者を育て、卒業生は日本のみならず海外でも活躍しています。

HISTORY

1916年(大正5年)2月
東京市麹町区土手三番町16番地に、私立玉成保姆養成所(保姆資格認定)と玉成幼稚園(東京府認可)を開設
*保姆資格は今日の幼稚園教諭免許
創設者ベラ・アルウィン初代所長及び園長。当初学生11名、園児10名

1927年(昭和2年)4月
東京府豊多摩郡高井戸町大字中高井戸字南133番地に保姆養成所及び幼稚園を新築し、本格的に養成と教育の一体的活動をすすめる

1947年(昭和22年)
学制改革により、アルウィン学園玉成高等保育学校と改称
財団法人アルウィン学園設立 ベラ・アルウィン初代理事長、学園長を兼任

1952年(昭和27年)7月
今日の礎となる「幼児教育と保育者養成」を高めるために、現在地、杉並区松庵南町15番地に校舎及び園舎を新設し、保育学校及び幼稚園が「共に育つ場所」として活動を開始する

1959年(昭和34年)9月
学校法人アルウィン学園となる

1977年(昭和52年)4月
玉成高等保育専門学校から玉成保育専門学校と改称
新校舎(現校舎)完成

2002年(平成14年)4月
新校舎増設
「野のはな空のとり保育園」開園(学校法人立0〜2歳児認可保育所)
併せて幼稚園との幼保一元化を図るため保育センター「こどもの木かげ」を設立

2004年(平成16年)4月
「開かれた学園・地域にある学園」をテーマに、こどもの木かげに地域支援部門 コミュニティコラボ「にこにこのたね」を設立

2007年(平成19年)9月
先駆的に取り組んできた幼保一元化の取り組みが認められ「認定こども園」の承認を受ける

2009年(平成21年)4月
保育専門学校は社会的要請である男性保育者養成に応えるため男女共学となる

2015年(平成27年)3月
「子ども子育て支援制度」発足に伴う新「認定こども園」への移行は、諸問題未解決のまま施行されるので一時避難的に認定こども園を返上する

2016年(平成28年)10月
アルウィン学園 100周年を迎える



学園には3つの育ちの場があります。
これらがひとつの学園内に存在することは大変めずらしいことです。
それは保育者を目指す人たちと子どもたちが同じ学園内で生活することで、
豊かな広がりを経験できる、そんな環境が理想と考えるからです。


○玉成保育専門学校(幼免・保育士資格)100名

○保育センター こどもの木かげ2002

玉成幼稚園(認可)270名 3〜5歳児

  • 通常(短時間)保育
  • 長時間保育(ひかりのこにじのへや)
  • 預かり保育(ほしぐみ)

野のはな空のとり保育園(認可)30名 0〜2歳児

コミュニティコラボ「にこにこのたね」地域子育て支援事業部門

  • 「ふたつの芽」(親子グループ)
  • 「親子ひろば」
  • 「園庭開放」(保育時間内・保育時間外)
  • 講座「あつまれ ぽるた」
  • 「ぽるた」(子育て相談)
  • 離乳食・乳児食相談