個々の好みを活かしながら、さまざまなレッスンを展開しています。
たとえば、電車が好きな子は、「ガタン、ガタン」という電車の音を、クラスター(ぐーやぱーの手の形で弾くかたまり弾き)で表したり、「お散歩に出かけよう!」という設定のもと、一本指で黒鍵をはしからはしまで弾いてみたり、導入期の既成の曲には出てこない音域やダイナミックな音を使って、ピアノの音を楽しんでいます。ときに、ピアノの椅子から落っこちそうになりながらも(!)、小さな手と身体をめいいっぱい使って弾く様子は、なんとも微笑ましく、一生懸命に表現しようとする彼らのまっすぐな想いを大切に育てていきたいと思います。 |